代表あいさつ
21世紀を迎え、多摩ニュータウンも入居開始から、40数年の歳月が経ちまた。開発事業も最盛期を過ぎ、終焉に差し掛かっています。そして、高度成長経済より今日の低成長経済へと移行する中で、その流れに少なからず影響され、さらには少子高齢化社会を控えて、些か活気を失いつつある事は否めません。当然、入居者層も若年層から壮年層へと移り、そのことに一層の弾みをつけています。
このような状況下で、今求められるのは都市再生、団地再生に向けた高いレベルの管理、運営と、今後本格化するサステナブル社会に対する広範囲な技術と経験、さらには「スクラップ&ビルド」から「リニューアル」への意識改革ではないかと考えます。そして、ニュータウンに相応しい、住生活とコミュニティー活動「住居・街・都市・環境」を融合させ、ニュータウンをオールドタウン化させない様、いつまでも新鮮な、また快適な住環境の創造が必要不可欠ではないでしょうか。
私どもも、このニュータウンと、ともに歩んできた関係上、この街には特別な思いがあります。地元企業として、この街にどの様な貢献が出来るか、また何をなすべきかを適格に捉え、地球環境も視野に入れながら、少しでも皆様のお役に立つ様に、取り組んで参りたいと考えております。是非、皆様の温かいご支援を賜りますようお願い申し上げます。